Structure
耐震・制震技術
地震の時も
「自分の家が一番安全」
もし地震が来たら、家の外に出るべきか中にいるべきか、悩んだことはありませんか?
いつ自然災害が来ても「自分の家が一番安全」と思って暮らせるのはとても大きな安心感につながります。
地震に強い耐震構造と繰り返しの揺れにも耐える制震技術で、家族を守る強い家を実現します。
1
耐震だけではなく、「制震」という最新技術を
制震ユニット
「MIRAIE(ミライエ)」
日本住建では、住まいの骨格を強固に作る
「耐震」だけではなく、
地震の揺れを吸収し低減する
「制震」も取り入れています。
耐震
柱・梁・壁などの強度で地震に対抗する。
揺れに耐える地震対策
制振(MIRAIE)
揺れを吸収する装置で地震に対抗する。
揺れを制御する地震対策
確かな実績を持つ、
制震ダンパー「MIRAIE」を標準装備
Point1
高減衰ゴムが地震のエネルギーを瞬時に熱エネルギーに変換
Point2
繰り返し伸縮できるゴムの特徴を活かした高いエネルギー吸収性能
Point3
高減衰ゴムを強固に接着。
90年※2経過しても性能がほとんど変わらず効果を発揮
- ※1 住友ゴムの2017年実大振動台実験結果による
- ※2 住友ゴムの促進劣化試験の結果による。(高減衰
ゴムダンパー部分において)
実験
熊本地震レベルの揺れに「MIRAIE」は
どれだけ耐えられるのか?
耐震等級3相当の建物で実験。
地震の揺れ幅を最大95%※1低減
一階の上部の層聞変形量の最大値
MIRAIEは繰り返し起こる
地震
にも効果を発揮
日本全国、大きな橋や伝統建築物にも
同じ制震技術が使われています。
北海道 美原大橋
名港トリトン
沖縄 またきな大橋
東本願寺 御影堂
東本願寺 大谷祖廟
東本願寺 御影堂門
Point1
本震だけでなく、繰り返す余震の揺れを吸収することで補修費用発生リスクを抑えます。
建物によって効果は異なりますので、邸別に解析を行わせていただきます。
Point2
経年耐久性90年※で、メンテナンスフリー。
住友ゴムの積み重ねてきた技術により、高減衰ゴムの性能維持、ゴムと鉄板の確かな接着を確認しております。
※1 住友ゴムの促進劣化試験の結果による(高減衰ゴムダンパー部分において)
Point3
基礎から緊結しているので、効率的に揺れを軽減できます。
アンカーボルト緊結により、効率的に揺れを軽減できるだけでなく、強い引抜力にも耐えられます。
2
強度・耐久性・機能性を追求した
ストローグ
断面欠損をできる限り少なくし、
強固な接合を可能にする
「ストローグ」を採用
※ストローグは、株式会社ストローグの商標です。
※ストローグの詳しい情報はこちら
Point1
従来工法の断面欠損が約52%もあるのに対し、
ストローグは約5%と10分の1の欠損率を実現。
地震被害の原因となる
通し柱の断面欠損
1階の土台から2階の梁まで通った継ぎ目のない柱のことを通し柱と呼びます。
一般的な木造住宅の構造では、この通し柱に彫り込みを入れ、そこに梁を差し込んでつなぎ合わせています。
しかし、近年この通し柱に入れた彫り込みの穴が「断面欠損」と呼ばれ、地震での木造住宅被害の要因の一つとなっていることがわかりました。
和歌山県が行った阪神淡路大震災における木造住宅等の被害調査でも”比較的新しい木造住宅において、被害が生じているものの主な被害要因”として、「接合部における断面欠損部分での破損」が挙げられています。
Point2
「ストローグ」は強度試験においても
抜群の強さを実証しています。
6t(60kN)の荷重がかかった場合に一般工法は4cmのズレが生じるのに対し、ストローグはたった3mmしかズレませんでした。
変形が少なく隙間が生じにくい強固な接合です。
Point1
接合部が隠れるので木材の美しさを
生かしたデザインが可能!
Point2
結露対策による
カビ・腐り防止と断熱効果
Point3
火災時に建物の耐久性が高く、
崩壊しにくい!
木は表面が炭化すると燃えにくくなり、長時間にわたって強度が保たれます。
3
地震・台風に強い
モノコック工法と
耐力面材「ダイライト」
地震から家を守るために、
家を作る工法と材料にも
とことんこだわりました
モノコック工法
火・湿度・
白アリにも強い
耐力面材
「ダイライト」
地震の揺れを壁全体で分散して受け止める
モノコック工法を採用
柱と梁のような骨格の 軸組み工法
外からの力で接合部にねじれの力が加わる。
太い骨格+面材で構成 モノコック工法
地震の揺れを壁全体で分散して受け止めるので壊れにくい!
モノコック工法は、頑強さを求められる
新幹線やスペースシャトルにも
利用されています。
強度が高く火・湿気・白アリにも強い耐力面材「ダイライト」
「ダイライト」は鉄鉱スラグを原料にしたロックウール(鉱物繊維)と火山性ガラス質材料(シラス)によって作られています。
無機質なので腐ることもなく、白アリが食べられる成分も含んでいません。
木質系合板よりも優れた
ダイライトの特徴
- 結露に強い透湿性
- 耐震性が落ちない防腐性
- 白アリに強い防蟻性
- 火災に強い防耐火性
沸騰するお湯の上に耐力面材ダイライトMSと「合板」をかぶせ、
その上にガラスボウルを伏せて浸透性能を実験。
京都大学生存圏研究所測定。
(一社)日本木材保存協会規格第11号の総合試験に準拠。
透湿性がよく、水を含みにくい!
耐力面材ダイライトMSと「合板」を、湿った土中に半年間、埋めました。
含水率が低いため、腐りにくい!
耐力面材ダイライトMSと「合板」を入れた容器にイエシロアリを3週間植え付けました。
無機質なので白アリも増えにくい!
ダイライトと木製系構造用合板を6分間燃やし続けてみました。
※1 当社独自の試験方法による。3つの試験体を統一条件(外壁下地材を直接加熱)で試験した。
OSBは4分30秒後に発火しましたが、ダイライトMSは無事です。
MDFは5分40秒後に発火しましたが、ダイライトMSは無事です。
構造用合板は6分後に発火しましたが、ダイライトMSは無事です。
ダイライトは
優れた防耐火性能から、
防火・準耐火構造の認定も取得!
日本住建の住まいは
火災時の炎焼や
類焼(もらい火)から
大切な家族を守ります!
耐力面材ダイライトを使用した
モノコック工法がどれだけ強いか実験
実物大実験で震度7の揺れにも倒壊しない強さを実証。
この強さは巨大地震だけではなく、台風や暴風などの災害にも効果を発揮します。
4
1棟1棟力のかかる場所は違うから絶対に必要
構造計算+剛基礎
実は、熊本地震のデータでは耐震等級ができた2000年以降の建物でも、
40%が被害を受け、約6%の建物が大破・倒壊しています。
住宅性能表制度創設(平成12年10月)
以降の木造建築物の被害状況
建築基準法レベル※と住宅性能表示取得物件(等級3)の比較
【参考】住宅性能表示制度の耐震等級(倒壊等防止)
建築基準で想定している数百年に一度程度の「秘めて稀に発生する地震」の力の
- 等級1は、1倍(建築基準法レベル)
- 等級2は、1.25倍
- 等級3は、1.5倍
の力に対して、倒壊・崩壊などしない程度であることを検証し、表示。
※出典を記載
日本住建では、1棟1棟違う構造の家を全て強く作り上げるために、しっかりと全棟に対して構造計算を行い、科学的に根拠のある耐震性の高い住まいづくりをしてます。
家が強ければ強いほど、地震の揺れで基礎にかかる負担が大きくなります。
「ストローグ」や「モノコック工法」を採用し、構造部分を強固に作っているため、それをしっかり受け止める強い基礎が必要です。
構造計算を行うとどこにどんな力が加わるのかが分かるので、その荷重に対応した強さの梁や基礎を設計します。
家が強ければ強いほど、
地震の揺れで基礎にかかる負担が増大!
実は実際に建築基準法の仕様で作った基礎では耐え切れない荷重がかかることもよくある話。
日本住建が作る強い構造に耐えるための信頼性の高い「剛基礎」
建築基準法で定められた仕様の
2〜3倍の鉄筋を使用し、
地盤への負荷を面で分散。
一般的な基礎配筋
日本住建の基礎配筋