【2026年最新】みらいエコ住宅2026事業を徹底解説!2025年度子育てグリーン住宅支援事業との違いとは

2026.01.06

住宅ローン・注文住宅にかかる費用について

【2026年最新】みらいエコ住宅2026事業を徹底解説!2025年度子育てグリーン住宅支援事業との違いとは

みらいエコ住宅2026事業 完全ガイド

【2025年12月16日予算成立】新築住宅補助金の最新情報

2025年12月16日に令和7年度補正予算が成立し、「みらいエコ住宅2026事業」が正式にスタートしました。
新築住宅を検討中の方に向けて、補助金の予算枠、受給条件、工事スケジュールの3つのポイントを解説します。


①補助金の予算枠

全体予算:2,050億円

<内訳>
新築住宅: 1,750億円
リフォーム: 300億円

新築住宅1,750億円は、GX志向型住宅・長期優良住宅・ZEH水準住宅の全体で共有される予算です。
性能区分による予算の分割はありません。予算は先着順で、上限に達し次第終了します。

2025年度の子育てグリーン住宅支援事業では、GX志向型住宅(500億円)と
長期優良・ZEH水準住宅(1,600億円)で予算が分かれていましたが、2026年度はこのような区分がなく、
すべての新築住宅が同一の予算枠から支給されます。


②補助金を受ける条件

(1)世帯条件

住宅タイプ 対象世帯
GX志向型住宅 すべての世帯
長期優良住宅 子育て世帯または若者夫婦世帯のみ
ZEH水準住宅 子育て世帯または若者夫婦世帯のみ

<世帯の定義>
・子育て世帯: 申請時点で18歳未満の子どもがいる世帯
・若者夫婦世帯: 申請時点で夫婦のいずれかが39歳以下の世帯

(2)建物の条件

共通要件

  • 床面積: 50㎡以上240㎡以下
  • 立地制限: 災害リスクの高いエリア(土砂災害特別警戒区域等)は原則対象外

住宅性能の要件

GX志向型住宅(最高性能)

  • 断熱等性能等級:6以上
  • 一次エネルギー消費量削減率:35%以上(再エネ除く)、100%以上(再エネ含む)
  • HEMSの設置:必須

長期優良住宅

  • 断熱等性能等級:5以上
  • 一次エネルギー消費量削減率:20%以上(再エネ除く)
  • 長期優良住宅の認定:必須

ZEH水準住宅

  • 断熱等性能等級:5以上
  • 一次エネルギー消費量削減率:20%以上(再エネ除く)

(3)補助金の額

対象世帯 対象住宅 補助額
すべての世帯 GX志向型住宅 110万円/戸
子育て世帯または若者夫婦世帯 長期優良住宅 80万円/戸
長期優良住宅(古家除却あり※) 100万円/戸
ZEH水準住宅 40万円/戸
ZEH水準住宅(古家除却あり※) 60万円/戸

※古家除却:住宅新築にあわせ、建替前に居住していた住宅など建築主(その親族を含む)が所有する住宅を除却(≒解体)する場合

愛知県は標準地域に該当するため、上記の金額が適用されます。


③工事スケジュールの条件

対象となる工事着手日

2025年11月28日以降に基礎工事に着手した住宅が対象

2025年度の子育てグリーン住宅支援事業では「基礎工事より後の工程」が対象でしたが、
2026年度のみらいエコ住宅2026事業では**「基礎工事」から対象**になります。基礎工事の着工時点から補助対象です。

申請スケジュール

事業者登録期間

  • 開始: 2026年3月上旬(予定)
  • 終了: 遅くとも2026年12月31日まで

交付申請期間

住宅タイプ 申請開始 申請終了
GX志向型住宅(すべて) 2026年3月下旬(予定) 予算上限に達するまで(遅くとも2026年12月31日)
長期優良住宅(すべて) 2026年3月下旬(予定) 予算上限に達するまで(遅くとも2026年12月31日)
ZEH水準住宅(注文住宅) 2026年3月下旬(予定) 2026年9月30日まで
ZEH水準住宅(分譲・賃貸) 2026年3月下旬(予定) 予算上限に達するまで(遅くとも2026年12月31日)

ZEH水準住宅の注文住宅は、他の住宅タイプより3ヶ月早い締切です。

予約申請期間(任意)

予算を一定期間確保できる「予約申請」も利用できます。

住宅タイプ 予約開始 予約終了
GX志向型住宅(すべて) 2026年3月下旬(予定) 予算上限に達するまで(遅くとも2026年11月30日)
長期優良住宅(すべて) 2026年3月下旬(予定) 予算上限に達するまで(遅くとも2026年11月30日)
ZEH水準住宅(注文住宅) 2026年3月下旬(予定) 2026年8月31日まで
ZEH水準住宅(分譲・賃貸) 2026年3月下旬(予定) 予算上限に達するまで(遅くとも2026年11月30日)

完了報告期限

交付申請後、以下の期限までに住宅の引渡しと入居を完了し、完了報告を提出します。

  • 戸建住宅: 2027年7月31日(予定)
  • 共同住宅等(10階以下): 2028年4月30日(予定)
  • 共同住宅等(11階以上): 2029年2月28日(予定)

申請の流れ

1. 登録事業者を選定

補助金の申請は、事業者登録を受けた建築事業者またはハウスメーカーが行います。一般消費者が直接申請することはできません。

2. 工事請負契約の締結

登録事業者と工事請負契約を締結します。この際、「共同事業実施規約」を締結し、補助金の受取方法などを取り決めます。

3. 基礎工事に着手

2025年11月28日以降に基礎工事に着手します。

4. 交付申請

基礎工事の完了後、登録事業者が交付申請を行います。

5. 補助金の交付と還元

補助金は事業者に交付されますが、全額が住宅取得者に還元されます(工事代金からの差し引き等)。


申請時の注意点

1. 予算の早期消化

2025年度のGX志向型住宅は申請開始から約2ヶ月で予算上限に達しました。
2026年度は、GX志向型住宅専用の予算枠ではなく、長期優良住宅・ZEHも含めた予算枠になりましたが
早いペースで予算枠が消化されることが想定されます。

2. 登録事業者の確認

契約前に、事業者が「みらいエコ住宅2026事業」に登録済みか確認してください。
未登録の事業者では補助金を受けられません。

3. ZEH水準住宅の注文住宅は早期締切

ZEH水準住宅の注文住宅は2026年9月30日が申請期限です。
検討中の方は特に早めの行動が求められます。

4. 基礎工事の着工日

2025年11月27日以前に基礎工事に着工した住宅は対象外です。着工日の記録を確実に残しておく必要があります。


2025年度との主な違い

子育てグリーン住宅支援事業(2025年度)との比較

項目 2025年度 2026年度 変更
予算規模(新築) 2,100億円 1,750億円 -350億円
GX志向型の補助額 160万円 110万円 -50万円
長期優良の補助額 80万円 80万円 同額
ZEH水準の補助額 40万円 40万円 同額
対象工事 基礎工事より後 基礎工事 前倒し
着工日 2024年11月22日以降 2025年11月28日以降

主な変更点は以下の3つです:

  • GX志向型住宅の補助額が160万円→110万円に50万円減額
  • 対象工事が「基礎工事」に前倒し
  • 予算規模が350億円縮小

他の補助金との併用

併用可能

  • 住宅省エネ2026キャンペーン内の他事業
    • 断熱窓への改修促進事業(環境省)
    • 高効率給湯器導入促進事業(経済産業省) ※補助対象が重複しない場合

併用不可

  • 国の他の補助制度(国費が充当されているもの)
  • 子育てグリーン住宅支援事業(2025年度)

まとめ

みらいエコ住宅2026事業のポイントは以下の通りです。

  • 予算は1,750億円(新築)で先着順
  • GX志向型住宅で最大110万円の補助
  • 2025年11月28日以降の基礎工事着手が条件
  • 申請は2026年3月下旬開始予定
  • ZEH水準の注文住宅は2026年9月30日締切

補助金は予算枠の消化スピードの見通しを立てることが難しく、急速に予算枠が消化されることも考えられます。
補助金に間に合う家づくりではなく、無理のないペースで家づくりを進めることのほうが重要です。
その中で補助金が活用できれば、より満足いただける家づくりになるでしょう。


参考リンク

  • 国土交通省:みらいエコ住宅2026事業について https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000310.html
  • 報道発表資料(2025年11月28日) https://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_001323.html
  • 事業の詳細(2025年12月17日公開) https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001973597.pdf

※本記事の内容は2025年12月25日時点の情報です。最新情報は国土交通省の公式サイトでご確認ください。

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